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# マネーコンシャスなくらし。

「マネーコンシャス」なくらし。 第1回

お金に無頓着で苦手意識も強かったOL時代から、フリーアナウンサーへの転身をきっかけにお金と向き合わざるを得なくなったという沖津さん。お金に興味を持つにつれ “見える世界が変わってきた” と目を輝かせる彼女が、いかにして苦手意識を克服し、今どのようにお金と向き合っているのか? お話をお聞きいたしました。

フリーアナウンサー

沖津那奈さん

PR会社勤務を経て、フリーのアナウンサーに転身。1からアナウンスを学び、現在では、広報番組に出演するかたわら、競馬キャスターとしてもテレビ、ラジオ、コラム執筆などで活躍中。現在、AFPの資格を取得する為に猛勉強中。

お金に苦手意識のあった私がなぜ興味を持つようになったのか?

どうしてもお金について積極的になれなかった

「お金には苦手意識しかありませんでした」

と、沖津さん。
では、社会人になられた頃は「お金」に対してどのようなイメージをお持ちだったのでしょうか?

「もともとお金について積極的ではなく、数字も得意ではないし、気になってもなかなか人には聞けない...。お金に対して"がめつい"なんて思われたくないし...、という感じで、できれば考えたくなかったですね。漠然とした苦手意識を持っていました」

その後、転職してフリーランスになり、お金を管理する立場に。
どんなことがきっかけとなり「お金」と向き合うようになったのでしょうか。

「やはり転職してフリーランスになったことが大きいです。それまでは企業に勤めていたので、年金も健康保険も会社任せ、給与から天引きされるので自分で難しい計算をすることもありませんでした。源泉徴収も会社が処理してくれるので、自分はただ「給与内でどう生活をやりくりするか」ということしか考えていませんでした。それがフリーランスになった途端、これまで会社の経理部門が担ってくれた部分をすべて自分で行うことになり、これまで深く考えたこともなかった年金のことや健康保険のこと、さらには所得税や住民税などの税金のことも...。生きているだけでこんなにたくさんのお金を払い続けてるのかと、かなりの衝撃でしたね(苦笑)」

お金に無頓着だった私を変えたお金のプロ。それは...

お金に向き合わざるを得なくなった沖津さん。それでも苦手意識は変わらなかったのでしょうか?

「はい。毎月、お金と向き合い、毎年「確定申告」と格闘していました。

申告時期である2月になるとお金の夢を見てうなされるほどですよ(笑)。社会人になってもフリーランスになっても、お金に対する苦手意識は拭えない日々が続きました。そんな矢先、ある「お金のプロ」と出会い、私のお金に対する意識が変わるきっかけになりました。元外資系証券マンで、今では自分の会社をいくつか持ち、ビジネスに取り組みながら自ら投資もしている、という今までの私の人生ではご縁のない世界の方でした。そして彼は "節約家" でもあったんです。「どうしたら1円でも得するのかを考えるのが本当に好きなんだ」と嬉しそうに語っていましたから、他の女性から見たら「なんてケチな人...」とも思えたかもしれません。でも、かねてからお金に対して不安や苦手意識の強かった私にとっては、それはもう興味津々でした」

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「お金」への意識が変わると「見える世界」が変わってきた

「お金のプロ」と出会い、お金に対する苦手意識はどのように変わっていったのでしょうか?

「彼の生活行動を聞いてみると、例えばFRB(米連邦準備制度理事会)が日本時間の夜中に発表する金融政策を早起きしてチェックしていたり、政治ニュースを見ながら今後の経済動向を予測していたり、もう私の人生には発想すらないことばかりでした。また、仕事を頑張った時にはご褒美に奮発して美味しいお肉を食べに行くこともあるそうですが、やはり"節約が一番の趣味"であるため、どこのポイントカードやクレジットカードを併用すれば最も得をするか、という情報まで教えてくれました(笑)。そんな彼の話を聞いているうちに、私は徐々にお金に親近感が湧いてきて、私の中で何かが変わりはじめました」

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実際どのように変わったのですか? 何か行動をするようになったのでしょうか?

「今まで見出しを読んでいるだけだった日経新聞も、今では気になる記事を集めてスクラップブックを作るほどに! 美容室に行けばこれまで手に取ることもなかった経済誌を読んでみたり、さらには、日頃から、経済・金融ニュースが気になるようになり、積極的にお金や経済に向き合う姿勢を持てるようになりました。すると、お金が "苦手なもの" ではなく "生活を豊かにしてくれる生きた資源"と思えるようになってきて...。これは私にとって大きな進歩です」

お金は賢く使えば人生の選択肢も広がりハッピーにしてくれるもの

お金に対する向き合い方が変わってきた今、どんなことを思いますか?

「今は投資にも興味が湧いてきました。そうなってくると、カフェで隣の席にいるスーツ姿の人たちの「今どこどこの国の株がアツい!」なんていう会話まで耳に入ってきます。

耳に入る話題から自然と目が行くニュースまで、見える世界が大きく変わっていることを感じています。

苦手意識の塊だった過去の私、積極的に向き合うようになった今の私。こうした私だからこそ、苦手意識をなんとかしたいと思っている方に対して「きっと克服できる!」と胸を張ってお伝えできます。

お金は "賢く使えば、人生の選択肢も広がり、人生をハッピーにするもの" だと思えるようになった今、さらなるハッピーを目指してこれからもお金の勉強を続けて行こうと思っています」

インデックスファンドとは
インデックスファンドとは 特定の市場全体の値動きを示す指数(インデックス)に連動する運用成果を目指す投資信託です。
野村インデックスファンド 愛称:Funds-i(ファンズアイ)
野村インデックスファンド 愛称:Funds-i(ファンズアイ)とは、野村アセットマネジメントが設定・運用を行うインデックスファンドシリーズの愛称です。
商号:野村アセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第373号
金融商品取引業の種別:投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業
加入協会:一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会/一般社団法人第二種金融商品取引業協会